内装がビニールシートの住宅では、外気の湿度の変化と対応して屋内の湿度が変化するのに対して、内装を木材にするとほぼ一定の湿度になります。
(資料:則元京 他 木材研究資料 No.11,1977)
木材は、プラスチックや大理石にくらべガラス玉が割れる高さが高く、衝撃を吸収していることがわかります。
(資料:宇野英隆「建築アラカルト」 鹿島出版会 1986)
木材はコンクリートやアルミニウムにくらべ紫外線(380ナノメートル以下)の反射率が低く、赤外線(780ナノメートル以上)は逆に反射率が高くなっています。
このことは、木材は有害な紫外線は吸収し、暖房などの赤外線は反射するということがわかります。
(資料:「木を生かす」(財)日本木材需要機構 1989)
カーペットをフローリングに改装することで、ダニの数が88%減少しており、高い抑制効果があることがわかります。
(資料:高岡・高野・宮崎 1985)