置賜総合支庁森林整備課
2019-01-25 保育園年長児と地区建築・建設組合匠の木工教室
カテゴリー:保育園木工教室

 平成31年1月24日に南陽市の“宮内双葉保育園”で「置賜木」を使った木工教室

を開催しました。

生徒は、宮内双葉保育園の年長さん54名です。

先生は、南陽市建設連合組合の「匠の名人 7名」とNWスタッフ「普通人 3名」です。

 今日の置賜地方のお天気は大荒れです。 保育園に向かう途中、ホワイトアウト

の場面がありましたが、無事に到着出来て良かったです。

保育園では、年長さん(生徒)が元気に待っていてくれました。

 「置賜木」木工教室の準備が出来ました。 いよいよ開会です。

南陽市建設連合組合の神尾組合長から、「今日は、皆さんに置賜の木を使って

イスを作ってもらいます。 出来上がったイスは皆さんにプレゼントします。

大事に使って下さい。」とあいさつがありました。

 木工教室は、子供たちが地元の木(スギ材)に触れながらイスを作り、木への

親しみを感じてもらうのが目的です。

 さて、先生の言うことを聞いて上手く作れるでしょうか?

※全国ニュースでインフルエンザが流行しているとのこと。 今日は、保育園が

 準備したマスクを着用して作業を行います。

 

 南陽市建設連合組合の神尾組合長から「一緒にがんばってイスを作りましょう。」

とあいさつがありました。

 

 「がんばって作るぞー! おー!」

 

 初めてカナヅチや電動ドライバーを使います。 

先生の言うことを聞いて、安全に・集中して・慎重に使いましょう。

 

 真剣に電動ドライバーを使います。

 

 

 ちゃんと順番を守って作ってします。

チームワーク良いなぁ。

 

 だんだんイスの形になってきました。

 

 イスが完成したチームは、すわり心地の確認です。

 

 イスが完成したら、焼印を押します。

これでイス作りのすべての作業が終了です。 良くがんばりました。

 

 イス作りが終了した班から、「置賜木」木製キューブブロックに焼印を押します。

今日は集中してがんばったので、マイ木製キューブブロックのプレゼントです。

持ち帰って今日のことをお家の方に報告しましょう。 

 

 無事にイス作りが終了しました。

全員で記念撮影です。

 

 

 先生を代表して、南陽市建設連合組合の神尾組合長から「年長さん一人一人が

集中してイス作りを良くがんばりました。 とても立派です。」とのお褒めの言葉

がありました。

生徒の年長さんからは、匠の先生方にお礼のメダルが贈られました。

子供たちは、とても良い顔をしています。

イスを上手に作れた達成感が伝わってきます。

お疲れ様でした。  

 

2019-01-17 山形県林業まつり
カテゴリー:山形県林業まつり

 第28回山形県林業まつりが、平成30年10月13日(土)~10月14日(日)に、山形県総合

運動公園特設会場で開催されました。

天候ににも恵まれ、大勢のご来場者があり盛況に開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 置賜「地材地住」ネットワークは、次の①~④を行いました。

  ①「置賜木」住宅相談会

  ②「置賜木」木工教室

  ③「置賜木」PR木製キューブブロックのプレゼント

  ④「置賜木」木工キット・木製品の展示・販売

 

 「置賜木」木工教室では、親子でイス作り等に挑戦し、額に汗しながら一所懸命に

作っていました。

約1時間くらいで見事に作り上げ、好きなところに記念の「焼印」を押印し、世界に

一つの「マイイス」が完成です。

大事に長く使って頂きたいと思います。

お疲れ様でした。

 

2019-01-15 保育園年長児と地区建築・建設組合匠の木工教室
カテゴリー:保育園木工教室

 平成31年1月9日に長井市の“白ゆり保育園”で、「置賜木」を使った木工教室を開催

しました。

生徒は、白ゆり保育園の年長児14名です。

先生は、長井白鷹建設組合の「匠の名人 6名」とNWスタッフ「普通の人 4名」です。

 木工教室開会にあたり、長井白鷹建設組合の松木組合長から「今日は地元のスギの木

を使ってイスを作ります。 出来上がったイスは皆さんにプレゼントします。 大事に使って

下さい。」とあいさつがありました。

 「置賜木」木工教室は、園児達が地元産材に触れながらイスを作り、木への親しみを

感じてもらうのが目的です。

 さて、上手く作れるでしょうか?

 

 地元匠の名人先生の紹介があり、5班に分かれていよいよスタートです。

初めてカナヅチや電動ドライバーを使います。 

先生の言うことをよく聞いて集中して安全にイスを作りましょう。

 

先生の指導のとおりに、安全に上手にカナヅチや電動ドライバーを使っています。

順番に交替しながらイスを作っています。

だんだんイスらしくなってきました。

年中さんが見学と応援にやってきました。

年長さんはすごいなぁと見ています。 

イスはもうじき完成です。

こんどは、イスが完成した班から順に、「置賜木」キューブブロックに焼印を押します。

イス作りを集中して一生懸命がんばったので、マイ木製キューブブロックのプレゼント

です。

マイ木製キューブブロックを持ち帰って、今日の事をお家の方に報告しましょう。

火傷をしないように、慎重に焼印を押します。

 

無事にイス作りが終了しました。 

 松木組合長から、構造材に用いられる継手のお話がありました。 将来きっと役立つと

思います。(やまぐちくんは、知恵の輪みたいだと言っていました。)

サンプルは、松木組合長から白ゆり保育園にプレゼントされました。

 NW事務局の加藤さんから、一人一人が集中して「イス作り・焼印押し」を良くがんば

りました。とのお褒めのことばがありました。

 生徒から匠の先生に御礼の言葉があり、匠の先生からはとても優秀な生徒だったと

のお褒めの言葉がありました。

イスは白ゆり保育園にプレゼントされました。

 最後に全員で記念撮影です。

とても良い顔をしています。 

イスを上手に作れた達成感が伝わってきます。

お疲れ様でした。

 

2019-01-07 山形大学「建築・デザイン学科」視察研修
カテゴリー:山形大学との連携協定

 平成30年12月15日(土)に、置賜「地材地住」ネットワークと山形大学工学部「建築・デザ

イン学科」との連携協力事業として、木材流通に関する視察研修を行いました。

 視察研修は、建築・デザイン学科の学生が①は全員、②~④は2班に分かれて、木材流通に

関する実際の現地を見聞しました。

視察研修にご協力頂いた団体は次の通りです。

 ①山形県森林組合連合会(天童木材流通加工センター)

 ②(株)アイタ工業

 ③(株)沖田木材産業

 ④南陽市吉野公民館(吉野森林交流センター)

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①山形県森林組合連合会「天童木材流通加工センター」

 山形県森林組合連合会の小野事業部次長より説明と案内がありました。

  ・森林組合系統組織概要について

   県内13森林組合と連携し、森林所有者の社会的・経済的地位向上を図ることを旨としてい

   る。森林環境保全と林業の振興を通して、水資源の涵養・県土保全・良質な木材提供を行

   い、加えて地球温暖化防止へも貢献している。

  ・木材共販について

    天童木材流通加工センターで行われる木材の共販(市売り)の説明と、センター内に椪積

   みされている木材(丸太)について見聞した。

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 森林から切り出した木材(丸太)を初めて見て、これらがどのような経路をたどって加工される

のか、建築部材になるのか、建築物になるのか興味津々です。

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②(株)アイタ工業

 (株)アイタ工業の遠藤課長より説明と案内がありました。

  ・広葉樹床フローリングについて

      様々な樹種の広葉樹を使って住宅用フローリング材を作っています。

   樹種よって色々な特徴があります。

    例 :  ・ナ ラ  硬くキズがつきにくく、耐久性に優れている。

              水分を多く含んでおり弾力がある。

        ・クルミ   インテリアに映える自然な木。

              自然な光沢があり感触が良い。

        ・ほかに、ブナ、クリ、山桜、朴、桂、桐 等を取り扱っている。   

  ・プレカットテクノロジーについて

   加工精度が均一化され、厳しく品質管理された耐久性の優れた部材(乾燥材・集成材)を

   現地で組み立てることにより、「高性能・高品質住宅」が「低コスト」で出来るシステムです。

  

製材し乾燥させた広葉樹の板材を見聞する。 

加工工程を経てフローリング材「製品」になる。

  

丸太の製材・加工工程を見学する。 

  

 

  

加工工程を経てできた製品(針葉樹・広葉樹)は、ユーザーのもとに届けられます。

  

高性能プレカットマシーンを見学する。

  

木造住宅の構造材が、自動的に加工されて製品となっていることに驚きの声があがる。

  

製品を見て、触れてみる。

実際にプレカットした製品を組み立ててみる。

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③(株)沖田木材産業

 (株)沖田木材産業の沖田専務より説明と案内がありました。

  ・森の恵みを家造りに生かす。 

   =木材が家になるまで=   丸太の伐採➯原木市場➯製材工場(市場・材木店・プレカット工場)

              ➯大工・工務店➯施主

   =製材の流れ=   パーカ(皮むき)➯大割(サイズに応じて)➯乾燥➯仕上げ➯保管・出荷

    ・工場内を見聞する。

  

パーカで皮をむいた丸太の大割り工程を見学する。

  

大割した板材等を乾燥する施設を見学する。

  

乾燥した板材を仕上げ加工した「製品」に触れてみる。

  

製品保管施設を見学する。

  

製品の保管・管理・出荷状況を見聞する。

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④南陽市吉野公民館(吉野森林交流センター)

 置賜総合支庁森林整備課早乙女林政主査より説明と案内がありました。

  ・吉野森林交流センターは、平成23年12月竣工しました。

   森林交流センターは、地上1階、木造、和小屋組、延床面積574.47m2で、構造材・木質

   合板全建築数量が188.8m3です。

      全建築木材使用量の84%は、地元南陽市吉野地区産のスギ材を使用しています。 

  

 

  

 

  

 

  

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 ①山形県森林組合連合会(天童木材流通加工センター)

 ②(株)アイタ工業

 ③(株)沖田木材産業

 ④南陽市吉野公民館(吉野森林交流センター)

  を限られた時間ではありましたが、建築デザイン学科の学生は熱心に研修しました。

 初めて「見たり・聞いたり」するものが沢山あり、大変勉強になりました。

 この度の視察研修に、快くご協力頂いた各位に深く感謝申し上げます。

 また是非企画して欲しいとの声もありました。

 今回の研修を基に、更に良い研修が出来るようNWで検討したいと思います。